名古屋市議会 2017-09-19 09月19日-20号
ことし1月28日、名古屋市立工業高校の生徒さん手づくりの二宮忠八モデル飛行機が、7年以上にわたる試行錯誤を経て、三重県津市の香良洲飛行場において、生徒や同窓生、そして技術指導など、このプロジェクトを支えてきた多くの関係者の見守る中、有人動力飛行成功という偉業をなし遂げることができたと、さきの2月定例会において述べさせていただきました。
ことし1月28日、名古屋市立工業高校の生徒さん手づくりの二宮忠八モデル飛行機が、7年以上にわたる試行錯誤を経て、三重県津市の香良洲飛行場において、生徒や同窓生、そして技術指導など、このプロジェクトを支えてきた多くの関係者の見守る中、有人動力飛行成功という偉業をなし遂げることができたと、さきの2月定例会において述べさせていただきました。
今回、名古屋市立工業高校の生徒が製作した二宮忠八モデルの有人動力飛行機が5秒間、約70メートルにわたって飛行したことは、高校生としては日本初の快挙であり、学校が長年にわたって物づくりに努力を積み重ねてきた大きな成果であると認識をいたしております。 市立工業高校では、日本の物づくりを支えるここ名古屋の地において、産業界の第一線で活躍できる技能者の育成に向けた取り組みを進めてまいりました。
また、名古屋市立工業高校では、ライト兄弟よりも早くに飛行機を考案なされた二宮忠八さんの玉虫型飛行器をモデルとした有人小型飛行機の製作と飛行実験に平成22年度から取り組んでおります。
これは、名古屋市立工業高校内で行われている飛行機プロジェクトの特集をしたもので、高校生が1人乗り動力飛行機をつくって飛ばすという大きな夢に向かって、何度も失敗を繰り返しながらも前進、成長していくというドキュメントであります。
例えば名古屋市立工業高校に航空宇宙技術を専門的に学べる学科を設置してはいかがでしょうか。そして、この分野でJAXAと連携協力協定を締結した名古屋大学と高大連携を図っていけるようにする。航空宇宙分野における次世代の人材育成を名古屋の市立高校がその一端を担うと同時に、日本の航空宇宙産業の中心地であるこの地方における人材確保も可能となります。